四十肩・五十肩

五十肩(四十肩)とは、肩周囲にある筋肉が炎症を起こし、痛くて動きが悪くなっていくものです。

症状初期は激しい痛みに襲われて、少し動かすだけでも痛みが出てしまいます。また、夜には痛くて寝れないといった事もあります。
正式名称を肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)といいます
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次第に激しい痛みや夜の痛みが落ち着いてきますが、肩の動きがかなり悪くなっています。
(※もし、痛みが強いままの場合は石灰沈着などの違う原因の可能性もあるので一度病院に行くことをおすすめします)

肩の筋肉が固まり、腕が挙がらなくなったり手を後ろに回せなくなってしまいます。

服を脱ぎ着したり、髪を結わいたり、エプロンの紐を後ろで縛る動作は一苦労することでしょう。


強い痛みが出る症状初期は炎症を起こし熱を持っているので、患部を冷やしていきます。

炎症が治まると、肩周囲の筋肉が固まっているので、温め筋肉をほぐしていきます。併せて肩の運動も開始していき、肩の可動域を広げる訓練をしていきます。

 

半年から長い人で数年で自然に治る事が多いですが、なにもせずにいると肩の可動域が悪いままとなってしまう人もいます。

 

処置を早めに行う事で症状緩和と早期回復につながるので、そのままにせず施術を受ける事をオススメします。